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【神戸電子専門学校】Kobe Music & Digital Art Exhibition @旧住友倉庫

神戸の巨大倉庫で開催された、3日間限定のメディアアートイベント

レーザー&ライティングによる光のデジタルアートと、音の粒感と抜けを追求したサウンドデザインがシンクロする超常体験

会場は、住友倉庫から市へと所有が移管され、大正15年に建てられた巨大倉庫。立ち入りが禁止され、世界各国のスパイスの香りが今も残る超インダストリアルな空間。往時はクレーンが行き来していた15m以上ある吹き抜け部がメインスペース。

神戸の産業遺産とも言える歴史的建造物は2023年度中の取り壊しが決定している。この幕引きを自分たちの手でやりたいと市民が結集。神戸電子専門学校、神戸新聞事業者、078KOBE実行委員会、Time Trip Kobe Projectと手を組み実行委員会を組織。港町の気風を体現すべく、最先端アートを核とした超常空間の創出へと動き出した。

全日程を通し、レーザー&ライティングは Tomoyuki Soramoto に託した。米国テキサス州オースチンの「SXSW」にも出演し、2022年にはサウジアラビア・リヤドのアートフェスティバルで国際的注目を浴び、神戸とは2015年神戸ホワイトディナーからのご縁。

音楽アーティストには、神戸発ベルリンを拠点にダンスミュージックで世界を股にかけるSUDO(COCOON,SCI+TEC)をはじめ、DJ SODEYASMA、DJ YOKU、DJ TANKO、DJ HI-C等に地元DJ全38名が出演。

各日のサウンドプログラム・コンセプトは以下の通り。

1/27(金)「SOW 078」: 新しい音楽シーンを切り開くオーガナイザー、DJ たちが集結。 港町の最前線地区から、現在の神戸を届け、未来へと種を蒔く
1/28 (土)「1970~2023 from DISCOTEQUE to CLUB, Time Trip Kobe」: 1970 年代から現在に至るまでのエポックメイキングな音楽を再現「音楽歴史絵巻」
1/29 (日)未来都市を構想するムーブメント「078KOBE」と「BLISSDOM」が音の粒感と抜けに磨きをかけ、光の広がりとリンクするサウンドデザインを提示

1/29 (日)は特別プログラムとして、神戸出身の Isao Sudo と Takashi Sudo からなる兄弟 DJ/プロデューサーSUDO のオリジナルトラックに、レーザー光で描く浮遊オブジェクト とプログラマブル LED ライトによる Tomoyuki Soramoto の空間演出、ここにバレエダンサー Chihiro がアドリブで有機的な踊りを披露する 8 分間のショーケースが披露された。

また3日間とも、神戸を代表する木炭焼き料理や、人気総菜店のスープ、ホットワイン、灘五郷酒所など地元との上質な15の飲食店が出店。同じく整えられたサウンドデザインと共に、屋外会場を彩った。

最先端の音楽とメディアアートを観る、聴く、そして食べる、飲むでも楽しめる、神戸のカルチャーを五感で感じられた特別な三日間となった。

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